鴨川で飲むワインがいちばん美味しい。
鴨川でメルボルンのようなチルがしたい。

6月中旬の土曜日。天気は、気持ちのいい晴れ。
半袖を着て、歩くと暑いけど汗はかかないくらい。風がちょうどよく吹いていて、鴨川の柳の木が気持ちよさそうに揺れる。
この日はとにかく、ゆるく、鴨川で癒されたい。数ヶ月前にメルボルンでやった、芝生の上でチルする時間を、京都でもう一度。

ナチュラルワインとパンを買う。

五条河原町の「this is ormary store」で、まずはアテになるパンを3つ。
ここは本来、スタンドバーとしてワインとアテを楽しむのが好きなお店。だけどこの日はテイクアウトで、パンだけを持ち帰ることにした。

続いて、同じ五条河原町の「タキモト酒店」へ。いつも通っているお店で、この日選んだのは滋賀・ヒトミワイナリーのナチュラルワイン。ワインの品揃えがいいのに、お手頃価格。見ているだけでも楽しい店なので、気づけば長居してしまう。
最後に「ダイソー」に寄って、ワイングラスを買った。
三条から徒歩30分「荒神口鴨川公園」


鴨川での場所選びの基準は、ふたつ。
アテを持っているので、トンビに横取りされない場所。そして、メルボルンの芝生チルを再現できる、緑の多い場所。
三条大橋から歩いて30分、たどり着いたのは荒神口鴨川公園。緑が広がっていて、座れる場所はいくらでもある。

さっそくダイソーのワイングラスにワインを注いで、乾杯。
ヒトミワイナリーさんが作るワインは、すっきり系が多くて好き。葡萄の味はしっかりする。ワインで酔っ払いすぎたくないよーという人に向いていると思う。

そして、ダイソーでワイングラス調達したのはナイスな行動だった。紙コップで飲むのとは、体感で何倍も違うおいしさになる。

オーマリーのパンをつまむ。塩っけがワインを飲むスピードを加速させる。あっという間に、1本空いてしまった。
メルボルンの続きと、空の色の話


数ヶ月前、Mariは友人とメルボルンへ旅行していた。大きな自然公園で、ワインとアテを楽しむ時間があった。
あの記憶は最高だったけれど、同じ幸福感が京都でも味わえる。そのことをKoseにもお裾分けしたら、話はどんどん大きくなっていった。
「2人でメルボルンに住もうか」「絶対好きだよ、ふたりとも」「1年ぐらい住んでみるのもありだね。人生一度きりだし」「したいと思ったことは、全部やろう」。
「2年後には、メルボルンからこのマガジンを更新してるかもね。」なんて話しながら、芝生に寝転がる。

見上げた空は、真っ青というより、少しかすんだ青。「この色、好きだね」と言い合って、気づけば意気投合していた。Sunday Roamin’のサイトの色は、実はこの日の空から来ている。

視線を下ろすと、遠くに比叡山らしき山影。手前には、河岸の緑、芝生の緑、道路沿いの木の緑。同じ「緑」でも、いろいろあるものだ。
帰りは、とよこやで一杯

帰りは、大好きな飲み屋「とよこや」に寄り道。1杯だけのつもりで、いい夜になった。



