Sunday Roamin'

曇り予報、晴れ男の勝ち。

予報は雨、でも家を出た。

6月のある日。毎月1度は山に登ろう、と決めているけれど、6月は梅雨だ。「来週登ろうね」と言っていた週末は、ことごとく雨に流れていった。前日の予報でも「明日も怪しいね」と半分諦めていたのに、朝起きたらまさかの曇り。Koseの晴れ男ぶりが、本領を発揮したらしい。

行き先は大文字山。南禅寺から登って、銀閣寺の参道へ抜けるルートにした。

ナップサックひとつで、山へ登る。

大文字山はサクッと登れるから、ふたりとも大好きだ。登山というより、散歩の延長線という感覚の方が近い。登って降りて3時間。だからそこまで気合を入れなくていいのが、また気軽で好きな理由。

朝はコンビニに寄って、それぞれ好きなものを買った。低気圧にやられがちなMariはビタミン摂取用の栄養ドリンク、Koseはおにぎりを歩きながら頬張る。

散歩の延長線なので、荷物も身軽にナップサックひとつ。とはいえ山は何が起こるかわからないから、水とエマージェンシーだけはしっかり持った。あとはカメラをお互い持って出発。

汗だくで登った、6月の大文字山

6月の山は、緑が青々としていて綺麗だ。その分、歩き出してすぐに汗が吹き出してくる。汗かきのMariは、半分登ったあたりでもう結構な汗だく。家で濡らして持ってきた手拭いが、こういうときに地味に活躍する。

登りやすくて人気の山だけれど、コースがかなり多いぶん、意外と人と会わない時間も長い。銀閣寺から登るルートが王道らしいけれど、私たちが選んだ南禅寺側からのルートは、歩き始めの40分はほとんど誰にも会わない。9時前に登り始めたのだけれど、もっと早い時間から登る人が多いのかもしれない。

さすがに頂上付近まで来ると、人でいっぱいだった。持ってきたおにぎりを頬張りながら座る人、木のベンチでおしゃべりするおじいちゃんおばあちゃん。頂上は、そんな人たちでちょっとした賑わいになっている。

私たちが毎回向かうのは、頂上から少し降りたところにある「火床」。大文字焼きの火が灯る場所で、京都の街を一望しながらゆっくり休める。

ここに座って京都の景色を眺めるたび、この街が本当に好きだと、また再確認することになる。

下山は銀閣寺の方へ。傾斜も緩やかで、まったくしんどくない。順調に降っていけば、40分もかからず下まで着いてしまう。

目的はいつも、下山後の一杯。

登山の目的は、結局いつも下山後のビールだったりする。頑張って登れば登るほど、そのあとの一杯がうまくなるのだから仕方がない。今日は銀閣寺の山道から徒歩10分の「イカヅチうどん」へ。乾杯。美味しい。沁みる。沁み渡る。

次に登る山は、まだ決めていないけれど。大文字ならまた気軽に来れるから、次は大文字からの銭湯コースを紹介したい。

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